親方株提出期限問題

大相撲の年寄株名跡証書提出が昨日で締め切られたが、3人の親方が期限までに名跡証書を提出することができなかった。それらの親方は、その証書を巡って先代親方(元春日富士)と訴訟中の春日山親方(元浜錦)、宮城野部屋を継ぎながらも、トラブルで追われて先代親方(元竹葉山)と名跡を交換した熊ヶ谷親方(元金親)、引退後は親方株を他から借りていたが、先代(元隆の里)の死去で急遽部屋を継ぐことになった鳴戸親方(元隆の鶴)の3人である。以上の状況があったことによって、今回の提出が遅れたものと思われる。これによって、相撲協会の公益財団法人への移行は、当初の来年1月1日から遅れる見通しとなった。果たして、このような問題を協会が解決することができるのか。今後に注目したい。先述した鳴戸部屋の件であるが、現在の親方が退職して、若の里が引退して部屋を継いだ方がいいのではないかと私は思う(若の里年寄株・西岩を持っているが)。