相撲協会、大幅な赤字に

相撲協会が、4年連続の赤字となって、今年はここ最近で最大となる約49億円の赤字になった。今までの赤字の額は相当な額になると見られていて、それによって相撲協会の公益財団法人への移行も厳しいものとなった。赤字をなくすためには、相撲協会自体の改革が必要であるが、私が行ってほしい相撲協会の改革としては、下記の通りである。
・一定期間(40〜50場所前後)幕下に昇進できない力士の養成費を打ち切る。
両国国技館のネーミングライセンス(命名権の売却)を行う。
・チケットの値下げや日によっては対象を限った(女性限定、学生限定)割引を行う。
・ケガで休場した力士の成績を休場前の成績によって番付を上下させ(休場は含めない)、ケガが全治2ヶ月以上の重傷の場合は、公傷制度を最大1年まで認める。
・力士のトレードや部屋自由選択制度(プロ野球のFAみたいな制度、一定期間幕内に在籍した力士のみ)を導入する。
三賞を場所終了後に行うファン投票によって決める。
このように考えましたが、どうでしょうか。
話は変わるが、今年、理事になった春日山親方(元春日富士)であるが、自ら経営する部屋を引退した他の力士(元浜錦)に譲って、自らは他の年寄名跡(雷)に変更して、協会理事としての活動に専念することになった。このことは、理事としての仕事が多忙になって、部屋経営がおろそかになる可能性があるかもしれないということを見据えた結果といわれるかもしれない。