日馬富士、横綱昇進へ

大相撲秋場所で、大関日馬富士関が先場所に続いての全勝優勝となり、今場所後の横綱昇進を確定的とした。今回の横綱昇進は、元朝青龍関がいろいろと問題を起こしてから初の昇進となる。新横綱には、昇進しても、この朝青龍関のような問題が2度と起きないことを祈るばかりである。話は変わるが、その日馬富士関と同じ一門の雷理事(元春日富士)が、週刊誌に不祥事が報道された責任を取り、20日相撲協会を退職した。その一門は、「雷・伊勢ヶ浜連合」であって、前は、「立浪・伊勢ヶ浜連合」であったが、伊勢ヶ浜部屋(今の部屋とは別系統)が師匠の定年で消滅してからは「立浪一門」であったのだが、その中心であった立浪親方が理事選で貴乃花親方に投票したことから一門を離れ、「雷・伊勢ヶ浜連合」になったが、今回の不祥事で、「春日山・伊勢ヶ浜連合」となった。このような不祥事が協会の看板の横綱大関がいる一門でおきたことは非常に残念である。このようなことが起こらないよう、相撲協会には再発防止に努めておきたい。