大相撲名古屋場所で、先場所優勝した旭天鵬関が、苦戦していて、今日も負けて12連敗となった。今場所の地位は、前頭筆頭で、横綱、大関と対戦する地位になっていて、前半戦はそれらの力士との対決が続いて、力が格下の旭天鵬関にとっては、勝ち目のない取組ばかりであった。後半戦は地位が下である力士との対戦が多くなったが、これにも勝つことができず、今回の連敗となった。優勝の翌場所が大負けとなるケースは過去にも多くあるが、このような大負けは過去にも例がない。もし残りの3日間も負けてしまうと、全敗ということになる。全敗の幕内力士は、昭和以降は11人（15日制になってからは4人）いる。果たして、残りの3日間、旭天鵬関はどうなっていくのか、私としては、不名誉な記録を作るよりは、キッパリと腹を決めて引退してほしいと思う。
