プロ野球・横浜、売却へ

プロ野球・横浜が、今までの筆頭株主であったTBSから、携帯向けゲームの制作会社DeNAに株式のほとんどが売却されることになり、それが12球団の実行委員会やオーナー会議で承認されれば、来年から「横浜DeNAベイスターズ」が発足することになる。その売却問題については、他球団からは反対の声もあったが、ブランド名(モバゲー)でなはく、企業名をチーム名に入れることによって、反対派が軟化したらしい。しかし、反対の声が多くなれば、その球団売却は幻となり、球界再編という声も上がってくる。また、横浜はシーズン終了と同時に尾花監督を休養させており、新球団はどんな人物を監督に持ってくるのかも注目である。私としては、企業名は入れるべきではないと思う。企業名が入っている球団はいくつかあるが、横浜には、球団名を今まで通りに「横浜ベイスターズ」にした方が馴染みやすいのではないかとも私は思っている。
(5日追加)
今回の売却を受けて、熱烈の横浜ファンの漫画家のやくみつるはた山ハッチ)氏が、ファン休止を宣言した。やく氏は、地元紙(神奈川新聞)に横浜の漫画を書いたり、連載漫画でも時々横浜の話題を入れていた。やく氏は、「あの会社だけには買ってほしくなかった。モバイルゲームは子供によくない」などと言っていて、今回の売却でファンを離れる決意をしている。このやく氏のように今回の売却劇で横浜ファンをやめた人が結構いるのではないかと思う。