テレビ局の踏んだり蹴ったり

ttp://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story/17gendainet000140112/
テレビ局では、先週金曜日に東北で地震が起きて以降、報道特別番組をやっていて、13日まではCMカットで放送し、14日以降にCMは復活したのですが、大手企業がCMを自粛したので、多くのCMスポット枠に穴が開くという事態となって、代わってACジャパンの広告がほとんどになっています。CMスポット料金は、放送されなかった場合は、テレビ局に返還義務が生じ、それが相当な額になっていると思われます。また、地震の被災地に記者やヘリコプターを派遣したりしてそれに相当な金がかかっています。また、バラエティー番組は放送されなくても出演者などにはギャラなどを払わなければならず、結局は多額の出費になり、踏んだり蹴ったりの事態となるという悪循環となっています。テレビ局がいかにしてやっていた地震特番を辞めたかったのかがこのことからもわかります。さらに、7月には完全地デジ化が控えています。本当にテレビ局は大丈夫なのでしょうか。3月決算発表では、おそらく、どこのキー局も赤字になっているのではないでしょうか。
(18日追加)
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000032-sanspo-ent
民放連の会長が、民放各局の通常レギュラー放送や通常CMについて、今問題となっている福島第1原発の状況が安定したら本格再開が可能になるという姿勢を明らかにしました。今の原発の状況は予断を許さない状況ではないかと見られていて、そのことは当分先になってしまいそうです。