朝青龍の問題とは

今日は、朝青龍の問題を振り返ります。朝青龍の問題は7月の末に夏巡業の欠場届を出しながら、モンゴルに帰国して、元日本代表中田英寿氏の親善サッカーに出たことがTVで放送されたことから出てきて、それに対して相撲協会朝青龍秋場所九州場所出場停止と給料の減俸、九州場所千秋楽までの謹慎を言い渡していったんは解決したのですが、朝青龍はその後から心身不安定となり、「急性ストレス障害」や「解離性障害」といった診断が出ました。一方で、師匠の高砂親方朝青龍に対して説得をしましたが、なかなか朝青龍は説得に応じませんでした。その中で診断をした医師は「朝青龍はモンゴルに帰った方がいいのではないか」と述べていたので、それに応じるかのように協会は朝青龍のモンゴルへの帰国を認め、それによって朝青龍はモンゴルへと帰りましたが、一緒にモンゴルへ行って朝青龍を監視するはずであった師匠の高砂親方は昨日(8月31日)に日本に帰国しました。おそらく、それに対しては批判が出るものと思われます。そして、朝青龍自身も、モンゴル滞在中に問題が起これば、相撲協会から解雇される可能性もあります。そのようなことになれば、高砂親方相撲協会の理事にも、重い処分が下されることにもなります。この朝青龍の問題ですが、私はその一連の騒動は朝青龍が夏巡業を欠場しながら、モンゴルに帰ってサッカーに出場したことに関してきちんとした会見をしなかったことや、師匠の高砂親方のそれに対する対応がまずかったことに私は責任があると思います。そのようなことをしていれば、おそらくそのようなことにならなかったのであろうと思います。その一連の騒動に対しても相撲協会は責任を取るべきだと私は思います。