相撲部屋の危機

大相撲秋場所朝青龍の優勝で終わったが、今現在、危機に陥っている相撲部屋がある。1つは貴乃花部屋で、秋場所後に3人の弟子が引退し、人数8人という寂しい部屋になった。貴乃花部屋は、藤島〜二子山部屋時代は若貴兄弟を始めとして、多くの関取や弟子を誇っていた時期もあったが、貴乃花部屋になってからは弟子が減り始め、最近の若貴の確執騒動もあって、今のような状態となっている。もし、兄の花田勝氏が親方になっていて二子山部屋を継いでいれば、今とは違った展開になっていたかもしれない。2つ目は立浪・伊勢ヶ浜連合の一翼を担う伊勢ヶ浜部屋で、かつては横綱大関を生み出して、大きな勢力を誇っていたこともあったが、今の弟子数は2人で、かつての栄光も消えてしまっている。その伊勢ヶ浜親方(元大関清国)が、今年の11月に協会の定年(65歳)を迎え、部屋を継承していく親方がいなければ、その部屋自体が消えてしまうことになってしまう。ある掲示板では、桐山部屋と合併するという噂もあるが、あまり当てにしない方がいいと思う。