昨日の天皇賞（秋）は、天皇皇后両陛下がご覧になり、戦後2回目の天覧競馬となった。ここまで無敗の3歳馬・カレンブラックヒルや同じ3歳馬で菊花賞トライアル（セントライト記念）を勝ちながらも実戦の菊花賞に進まずにここに出走したフェノーメノ、天皇賞の母子制覇がかかるルーラーシップ、東京競馬場に相性のいいダークシャドウなどが注目を集めたが、勝ったのは、強敵のヴィクトワールピザやローズキングダムを退けて2010年のダービー馬になったエイシンフラッシュでした。エイシンフラッシュは、ダービー後はなかなか勝てず、ダービー以降は2着が最高でしたが、今回の勝利は、久々の勝利となりました。そのレース後には騎乗していたM・デムーロ騎手が両陛下に向かって敬礼をしたのが印象に残りました。このM・デムーロ騎手は、天皇賞（秋）は初騎乗でしたが、巧みなレース運びで、今回の勝利となりました。
