地に落ちた巨人軍

漫画家の内山まもる先生が、先日死去しました。内山先生といえば、ウルトラマンの漫画でも有名ですが、代表作としては、80年代前半の学年誌で藤子先生の「ドラえもん」などの作品と人気を分け合った「リトル巨人くん」という作品があります。この作品は、野球をやっている小学生が、巨人に入って投手や打者として活躍するというストーリーで、作品自体を巨人軍が監修しており、実在の選手も作品内に登場します。その当時の巨人は、「巨人・大鵬・卵焼き」といわれた1960年代よりは、人気が落ちてはいますが、ブランド力としては健在でした。ところが、最近の巨人は、清武元代表の発言が引き金となった一連の騒動でブランド力などが地に落ちてしまった感があります。それでも、横浜からFA宣言をした村田選手を獲得したり、ソフトバンクの日本一に貢献してFA宣言をした杉内投手の獲得に乗り出すなど、戦力の増強をはかってはいますが、それでも今回の騒動による巨人へのダメージは相当あるでしょう。来年の巨人戦の客の入りはどうなるのでしょうか。