琴光喜、大嶽親方解雇

相撲協会の臨時理事会が今日行われ、野球賭博に関与していた力士や親方のうち、特に際だっていた大関琴光喜関、大嶽親方(元貴闘力)に対して解雇処分を言い渡した。解雇は、除名に次ぐ処分で、普通だと退職金が出るが、今回に関しては退職金を支給しないことになった。また、時津風親方(元時津海)に対しては主任から平年寄に降格処分とした。それから、名古屋場所中は謹慎する武蔵川理事長(元三重ノ海)に代わる理事長代行に、外部理事の村山弘義氏が選出された。外部理事が理事長代行になるのは、史上初のことになる。大相撲の野球賭博問題は、今回で一件落着のように見えるが、まだまだ問題は山積している。