反対議員の今後

国会で、消費税の税率を上げる法案などの衆議院での採決が昨日行われ、与党(民主党)の一部の議員が反対したものの、これらの法案は可決された。この後、今回の法案に反対した勢力がどうなるかであるが、その勢力の中心には、小沢元幹事長や、鳩山元総理などがいて、その人に同調して民主党を離党して、やがて小沢氏を中心とした新党が作られるという見通しで、もしその新党に50人以上の人が参加してしまえば、与党は衆議院過半数を割ることになり、政権運営にとっては大きな打撃となる。そのようなことになる前に、民主党に打つ手はあるのであろうか。もしかすれば、衆議院を解散して、総選挙を行いたいという考えの人もいるが、そうなった場合は、民主党は苦戦も予想されていて、結果によっては今回以上に大きなダメージになるかもしれない。