今日は、宗谷バス、銀嶺バスが運行している高速バス「わっかない号」を紹介します。道内の長距離バスは中央バスが主体となって運行されていますが、札幌発着の高速バスの中にも、中央バスが運行していない路線もあります。その路線はいくつかありますが、まず1回目に紹介するのが、20年以上の歴史がある「わっかない号」です。まず最初は、宗谷バスが札幌〜稚内間にツアーバスを運行開始しました。それから、銀嶺バスの系列の旅行会社が利尻・礼文のフェリーの乗客を対象としたツアーバスの運行を始めました。そのバスがやがて定期バス路線となり、現在は宗谷バス・銀嶺バスの2社が「わっかない号」として運行しています。また、宗谷バスは単独で、札幌〜北見枝幸間で「えさし号」を、銀嶺バスは単独で札幌〜せたな間の「せたな号」を走らせています。それから、宗谷バスは東急の系列ですが、同じ東急系列の北海道北見バスは中央バスと共同で高速バスを運行しています。
