日本ハム、最下位に

今日で、今シーズンの日本ハムの全試合が終了した。成績は、64勝78敗2引き分けの最下位となり、昨年の優勝チームが最下位になったのはパ・リーグでは32年ぶりのことになった。その要因としては、いくつか考えられるが、北海道移転後の日本ハムは、投打のバランスが取れていて、Bクラスも昨年までは2回しかなく、そのうちの1回(2010年)も、貯金がありながらも、ゲーム差が近かったロッテが最終戦で勝ったので、Bクラスになったものであった。このようなチームであった日本ハムも、2011年のシーズン後にエースのダルビッシュ投手がポスティングで大リーグに行ってしまって、投のバランスが崩れ始めた。翌年の2012年は優勝したが、それはパ・リーグの中で他のチームが自滅したためにタナボタで手に入れたような優勝であった。シーズン後に田中賢選手がFAで大リーグへ、糸井選手がトレードでオリックスにそれぞれ移籍したことによって、打のバランスも崩れてきて、一方では高校生の大物大谷選手をドラフトで獲ったが、その他の新人や移籍組を持ってしてもそのバランスを補うことができず、今シーズンは最下位で終えることになった。来年こそは優勝できるようにがんばってほしい。