紅白視聴率

晦日に行われたNHK紅白の視聴率であるが、番組自体としての平均が前半35,2%、後半41,6%と前年を下回ったが、後半の視聴率は話題のドラマ「家政婦のミタ」(日テレ系)の最終回の視聴率を上回った。民放は、日テレ系の番組が前年より視聴率を上げたものの、他の各局の番組は前年よりは視聴率を落とした。その背景としては、多チャンネル化によって、一部の視聴者がBSデジタルやCSに行ってしまったことがあるのではないかと言われている。紅白に話を戻すが、歌手別のトップはSMAP(48,2%)で、ここ最近叫ばれていた人気低迷を吹き飛ばすようであった。しかし、番組内の最高視聴率は49,7%で、この場面は司会者があいさつをしているシーンであった。紅白の最高視聴率が歌を歌っている場面でないことは、今後の紅白のあり方にも影響を与えるようなことになりそうである。