相撲部屋は多すぎ?

今年の初場所現在の相撲部屋は、54ある。昔を見てみると、昭和の初めは30から50くらいはあった。しかし、戦争で部屋の数は22にまで減った。それから、戦後の相撲人気の回復によって数はだんだん増えてきて、昭和40年(柏鵬時代、部屋別総当たり制スタート)は25、輪島、北の湖の全盛期(昭和50年代)は30台、昭和から平成にかけては入門者の急増などもあって40台になり、やがて若貴ブームの頃に50に達し、現在の54という部屋数となっている。
私は、今の相撲場屋の数は多すぎだと考えている。そういうことによっていろいろな弊害が生まれていて、やはり協会の方でも相撲部屋の整理を行ってほしいと思っている。